- 五色園および浅野祥雲作品について |
- 修復・保全活動について
- プロジェクト決起集会トークライブ(2009年10月15日) |
- 第1次修復活動のもよう(2009年10月24・25日)
- 第2次修復活動のもよう(2010年4月17・18日)|
- 第3次修復活動のもよう(2010年11月13・14日)
- 第4次修復活動のもよう(2011年4月16・17日)|
- 第5次修復活動のもよう(2011年10月15・16日)
- 今後の修復活動について|
- ご寄付者一覧
橋の上で少年時代の秀吉が、野武士の蜂須賀小六と出会うシーンです。
コンクリート像は全部で9体。カラフルで表情も豊か、そして劣化が目立つことからも、非常に修復しがいのある作品群です。
また、親鸞聖人ゆかりの園のコンセプトとはまったく関係なく、また後に祥雲さんが手がける関ケ原ウォーランドの作品の萌芽が見えるという点でも、非常に興味深いシーンといえます。
ご参加にあたってのご注意など
修復活動は、どなたでも自由にご参加いただけます。
ご参加希望者は、当日、汚れてもよい服装、軍手などを御用意の上、現地に直接お集まりください。
両日とも昼食は、炊き出しを行いますが、限りがありますので大食漢の方はお弁当、飲み物など各自ご持参ください。
作業は一部工具や刃物も使用します。各自十分にご注意の上、自己責任でお取り組みください。小さなお子様でもご参加いただけますが、必ず保護者の方が責任をもって安全管理を行ってください。
ご参加希望者は、できるだけ掲示板に書き込みをお願いします。 また、ご質問のある方も掲示板に書き込みしてください。 ただし、営利目的のイベントではありませんので、個人的事情に対するご質問などに対しては(交通手段など)逐一ご対応しかねる場合もございます。常識の範囲内でご判断いただける問題については可能な限り、ご自身で情報収集・ご判断をお願いします。
また、強制ではありませんが、参加者の皆様にはできるだけ募金へのご協力をお願いしたく存じます。 当日、会場にて、おひとり様ひと口(500円)以上のご寄付をいただけましたら幸いです。(お振込みでのご協力も引き続きお待ちしております)
それでは、たくさんの皆様のご協力・ご支援をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします!
五色園 および 浅野祥雲作品について
▲五色園には等身大よりやや大きい像が100体以上。数体一組でひとつのシーンを成し、広大な園内に24のシーンが点在する 拙著『東海珍名所九十九ヶ所巡り』でも大々的にフィーチャーしている五色園(愛知県日進市)は、親鸞聖人の生涯や教えにまつわるエピソードを実物大の野外人形彫刻によって伝える、国内でも例を見ない非常に珍しい宗教テーマパークです。広大な園内には、僧侶をはじめとする約2mもの人形彫刻が100体以上も林立しています。
この作品群は、昭和9年、名古屋の造型家・浅野祥雲(あさのしょううん)氏によって制作されました。鉄筋コンクリート製でペンキによって彩色されている、仏像としては極めて特異な特徴を持っています。
▲近年は塗装の剥がれなど傷みも目立つ浅野祥雲氏は、この他、桃太郎神社(犬山市)、関ケ原ウォーランド(岐阜県関ケ原町)などにも、同様の作風の膨大な彫刻作品を残した異能の造型家です。
このような作品群を大量に手がけ、残した人物は、全国を見渡しても氏をおいて他に見当たりません。
修復・保全活動について
祥雲作品の最重要施設である五色園では、管理する寺院関係者が随時作品の塗り直しを行い、長年にわたり保全に尽力されています。しかし、あまりに点数が多いため、作業の負担が大きく、加えて野外展示のため、経年劣化も避けられず、近年は塗装の剥がれや破損など、傷みも目立つようになってきました。
そこで、寺院の協力・了承を得た上で、ボランティアグループを組織し、ペンキでの塗り直しを中心とした修復・保全活動を行うこととなりました。
この「浅野祥雲作品再生プロジェクト」には、祥雲氏のご親族が営む日比野塗装店、左官職人の井嶋守雄氏ら、専門的な知識、技術を有する方々にもご賛同・ご参加いただいております。
作業方法に関しては、寺院関係者および、祥雲氏のご親族の日比野塗装店(名古屋市熱田区)、左官職人・井嶋守雄氏(尾張旭市在住)に監督指導いただきます。日比野塗装店の方々は生前の祥雲氏の創作活動を間近で見られ、また井嶋氏は2008年から翌年にかけて祥雲氏最大の作品である愛宕山弘法大師像(尾張旭市)の修復を一手に手がけられています。ご両者のご協力により、作品本来の姿を再生し、かつ保全性の高い本格的な修復作業を行えることが期待できます。
▲井嶋氏による愛宕山弘法大師像の修復作業風景
プロジェクト決起集会トークライブ (2009年10月15日)
現地での実作業に先がけ、現代アート批評家にして写真家の都築響一氏を招いてのトークライブを、2009年10月15日に開催しました。
会場は今池のライブハウス「Tokuzo」。当日は立ち見が出るほどの大盛況で、大いに盛り上がり、B級スポットや五色園、浅野祥雲氏に対する関心の高さを証明しました。
第1次修復活動のもよう (2009年10月24・25日)
2009年10月24・25日に第1次修復作業を行いました。ご参加くださったボランティアスタッフは、両日で何と100名近く!
地元のボーイスカウトのちびっ子たちから、はるばる東京から来てくれたカップル、親子連れからおひとり様まで、本当に多くの方々が協力してくださいました。
予定していた通り、「信行両座」のシーン12体の屋外展示仏像の塗り直しが完了しました。
場所は園の入口より100mほど進んだ右側です。
ピカピカにお色直しされたお坊さんたちを是非ともご覧下さい。
第2次修復活動のもよう (2010年4月17・18日)
第2次修復活動を2010年4月17・18日に行いました。
前回に引き続き約100名ものボランティアがご参加くださいました。
東京、埼玉、さらには広島と遠方から足を運んでくれた熱心な祥雲ファンから、ピクニックがてら気軽に参加してくれたファミリーまで、バラエティに富んだ集まりとなり、皆さんが和気あいあいと、かつ真剣に取り組んでくれました。
想像以上の人出だったため、当初予定していた「日野左衛門門前石枕」の場面に加え、急遽「肉付きの面」も修復対象に追加。コンクリート像7体+背景の修復が完了しました。
第3次修復活動のもよう (2010年11月13・14日)
第3次修復活動を2010年11月13・14日に行いました。
当初の予定日を台風のため中止とし、2週間延期しての仕切り直しだったため動員が心配されましたが、2日間で約70名の方にご参加いただくことができました。しかも、何とはるばる沖縄からはせ参じてくれた女性も! しかもしかも、中止となった日も飛行機がキャンセルできないために現地までやってきてくれ、2週間後に再度飛行機でリベンジ参戦してくれたのです! 祥雲さんファンの熱意、
恐るべし・・・・!
修復対象作品は「鈴虫松虫剃髪の得度」の8体。園内のおよそ100体の像の中でも、表情に趣があり、非常に完成度の高い作品群です。塗り直しに際してこだわったのが公家の女性である鈴虫松虫の着物の色。作品は何度か上塗りされ、剥げかけた塗装の下から別の色が現れていたのです。そこで、できるだけ建立時に近い時代の色を重視し、大胆な塗り替えを敢行することに。それぞれカラフルでありながら高貴な雰囲気を取り戻すことができました。
第4次修復活動のもよう (2011年4月16・17日)
2011年4月16・17日に第4次修復活動を行いました。お天気にも恵まれ、2日間で過去最高ののべ135名の方々がご参加!「月見の宴」の10体と「赤山明神貴婦人邂逅」の2体の修復が完了しました。
今回は、野外彫刻の修復を専門家の立場で行っている愛知教育大学・美術・彫刻の宇納一公教授とその生徒さんたち、同じく愛教大の地獄絵研究家・鷹巣純准教授、 そして前回に続いて大仏ライターの坂原弘康さん、五色園と同じく祥雲作品スポットである関ヶ原ウォーランドの館長さんと、多士済々のメンバー。 よりディープかつ専門的なアプローチで、修復に取り組むことができました。
「月見の宴」は五色園の入口すぐにある、来園者の目に真っ先に飛び込んでくる場面です。きれいに塗り直された人形たちを是非ご覧ください。

第5次修復活動のもよう (2011年10月15・16日)
2011年10月15・16日に第5次修復活動を行いました。
初日はあいにくの雨でしたが決行。翌日は打って変わって晴天となり、無事予定していた11体の塗り直しが完了しました。
参加者は約120名。今回は特に地元の皆さんの参加が目立ちました。地域の方々に、祥雲作品が長く愛されるようにしていくことが活動の目的のひとつです。地元の方のご協力はうれしく、心強い限りでした。
修復したのは「夜盗耳四郎聞法の場」。3つのシーンを勾配の上から下に向かって時系列的に配置したストーリー性、布団をかぶった如来様を盗賊が斬りつけようとしている大胆な構図など、非常に見どころの多い場面です。本堂裏の目立たない場所ですが、ピカピカに生まれ変わった姿を是非ご覧ください。

今後の修復活動について
修復作業は、今後も半年に1度ほどのペースで行っていく予定です。
とは言え、あくまでボランティアでのご協力のお願いですので、施設および作品、活動について、ご理解・ご賛同いただけますことが大前提となります。
オープン参加の催しではありますが、五色園は宗教施設であり、祥雲作品は宗教性をもってつくられた作品です。その点を十分にご理解の上、ご参加願います。プロジェクトの意図に反する行動が見受けられた場合は、ご参加をご遠慮いただく場合もございますので悪しからずご了承ください。
また、プロジェクトの活動内容に関しては、マスコミ各社の取材、大竹による記事執筆、参加学生らによる記録映像、レポート制作など、様々な方面での発表、告知をともなうことが考えられます。活動にご参加いただけます場合は、活動風景の画像・映像の使用をプロジェクトに一任いただけますよう、併せてお願い申し上げます。
修復活動は今後も継続的に行っていきたいと考えておりますが、活動存続のための最大の課題は運営資金です。 祥雲さんのご遺族である日比野塗装店様には、職人の手配から道具の準備まで、毎回相当額をご負担いただいており、左官職人・井嶋守雄様にも完全な手弁当でご協力いただいております。 せめてプロの技術・知識をご提供いただいている職人さんたちには最低限の日当をお支払いすることが、長く活動を続けていくためには不可欠と考えております。
つきましては、寄付金の募金口座を開設しておりますので、是非ともご支援賜り ますようよろしくお願い申し上げます。
浅野祥雲作品再生プロジェクト 代表 大竹敏之
三菱東京UFJ銀行 石川橋支店 普通 0010676
5口(5000円)以上ご寄付をいただいた「名誉サポーター」(赤文字表記)とさせていただき、特典としてプロジェクトオリジナル浅野祥雲バッヂを5口につき1個ご進呈させていただきます。
(※5口以上のご寄付者様は asasho_goshikien@yahoo.co.jp へご入金の旨ご連絡ください。ご入金確認後、プロジェクトより、バッヂ郵送先のご確認メールをご返信させていただきます)
【名誉サポーター特典 プロジェクトオリジナル浅野祥雲バッヂ進呈!】

以上、より多くの皆様にご理解・ご支援いただき、活動を進めていければと存じます。何方様も、何卒よろしくお願い申し上げます。
「浅野祥雲作品再生プロジェクト」発起人 大竹敏之




